TeX
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TeX についての覚え書き。
論文を書くならLatex が一番きれいだ。
windows 環境ではGhostscript が必要になってしまうのだが、
Cygwin をインストールしておけばすでにGhostscript は
入っているはずだ。
よってCygwin でTex 環境を整えることにする。
TeX はKnuth 氏の傑作。
散々がんばってみてもCygwin でのインストールは失敗。
仕方ないのでやはりWindows 版のLatex を入れることにする。
-
ワープロユーザのためのLatex 入門
Tex 入門
-
角藤氏の pTeX
Tex バイナリがおいてある。環境一式。
-
win shell
Windows でTex を効率よく使用するために。
-
Tex Wiki - WinShell
以下、自分の行った作業。
- dviout のダウンロード
上記の角籐氏のサイトからTEX をダウンロード。
ブラウザ経由はだるいのでcygwin から全部wget する。
$ wget -r ftp://ftp.t.ring.gr.jp/pub/text/TeX/ptex-win32/current/
インストールは以下の手順を踏んだ。
texinst755 のREADME に詳しい手順が載っている。
以下、windows コマンドライン
CMD> c:\
CMD> mkdir usr\local
"Program Files" などスペースが入ったディレクトリは嫌とのことで
/usr/local をC ドライブに作る。Windows でこれがあるのは変な感じだ。
仕方ない。
CMD> cd usr\local
CMD> cp DOWNLOAD_TEX_DIR\texinst755.exe .
CMD> texinst755.exe DOWNLOAD_TEX_DIR
- 環境変数を指定する。
SET PATH="%PATH%";C:\usr\local\bin をc:\AUTOEXEC.BAT に追記。
そしてc:\AUTOEXEC.BAT してパスを通してあげる。
このときには、ShiftJIS 出ないといけないので注意。
- 実行
そして CMD> jlatex TEX_FILE する
なんとか日本語でのTEX ができた。しんどかったけど成功!
- AFPL GhostScript
Windows 版のGhostScript, AFPL を入れる。
一緒のページにあったものをインストールした。
しかし、動作していない。
- dviout のダウンロード・インストール
$ wget -r ftp://akagi.ms.u-tokyo.ac.jp/pub/dos/dviout/current/
# 実際にはftp://akagi.ms.u-tokyo.ac.jp/pub/dos/dviout/3.17/tex317w.exe
# 実際にはftp://akagi.ms.u-tokyo.ac.jp/pub/dos/dviout/3.17/README
dviout をインストールする前に
tex をインストール・設定しておくと自動で環境を設定してくれる。
これは便利。
それでもうまくいかない場合には、
- font1
TEXROOT: c:\usr\local\share\texmf\fonts
TEXPK: ^r\tfm\\^s^tfm;^r\pk\\^s.^dpk;^r\vf\\^s.vf;^r\ovf\\^s.ovf;^r\tfm\\^s.tfm
TEXFONT: (消去)
- font2
gen: `C:\usr\local\bin\mktexpk.exe --dpi ^d --bdpi ^D --mag ^M ^s
これで大丈夫になった。
このdviout からprimopdf へ印刷してPDF を作成する。
- winshell
最後にWinShell を入れる。最新版は日本語の対応もあり、とても便利。
ただし、オプションで日本語フォントを選ぶことと、
文字セットを日本語にしないと正しく表示・コンパイルができない。
注意。
また、実行ファイルをlatex からplatex に変更する必要があった。
ShiftJIS でないとちゃんとエンコードしてくれない。
でもWindows 環境でもTex ができてよかった。
Cygwin はWindows 用のLinux コマンドが使えるアプリケーションだが、
インストールの区別上分類する。
残念ながら以下の方法ではうまくインストールすることができなかった。
下記のcygwin 版のTex もアップデートがしばらくされていないようだ。
残念だが、Windows 版のLatex を試す。
また、以下のパッケージも更新がだいぶされていないようだ。
上記のページにまとまっている。
以下、自分の行った作業。
-
ftp://ftp.gyve.org/pub/gs-cjk/
または
http://www.t.ring.gr.jp/pub/text/TeX/ptex-win32/gs/
よりacro5-cmaps-2001.tar.gz adobe-cmaps-200202.tar.gz ファイルを
ダウンロードする。
-
$ cd /usr/share/ghostscript/fonts
$ ln -s $SYSTEMROOT/Fonts/msmincho.ttc .
$ ln -s $SYSTEMROOT/Fonts/msgothic.ttc .
$ mkdir -p /usr/share/ghostscript/Resource
$ cd /usr/share/ghostscript/Resource
$ tar xvzf acro5-cmaps-2001.tar.gz
$ tar xvzf adobe-cmaps-200202.tar.gz
$ cd /
$ ln -s /usr/share/ghostscript/Resource
- /usr/share/ghostscript/8.15/lib/FAPIcidfmap を書き換える。
/Ryumin-Light (msmincho.ttc) ;
/GothicBBB-Medium (msgothic.ttc) ;
/HeiseiMin-W3 /Ryumin-Light ;
/HeiseiKakuGo-W5 /GothicBBB-Medium;
/HeiseiMin-W3-Acro /Ryumin-Light ;
/HeiseiKaKuGo-W5-Acro /GothicBBB-Medium;
- tetex をダウンロードする。
tetex-2.0.2-ptex-3.1.2-1.tar.bz2
tetex-2.0.2-ptex-3.1.2-docs-1.tar.bz2
Sohda さんの
こちらからダウンロード。
$ tar jxvf TAR_BZ2_FILE -C /
すると /usr/local/tex に解凍されてゆく。
- /usr/local/tex/bin のディレクトリにパスを通す。
export PATH=$PATH:/usr/local/tex/bin
Windows で使うと英数フォントがBMP 形式になり、汚くなってしまう。
解決方法としてはBaKoMa フォントをWindows にインストールすること。
http://argent.shinshu-u.ac.jp/otobe/tex/book/WinXP.html
上記サイトにてフォントのインストーラがある。
上記フォントをインストールしたあとにDVIOUT の設定で
Option → Setup Parameters → Font → TEXPK の設定を
^r\tfm\\^s^tfm;^r\pk\\^s.^dpk;^r\vf\\^s.vf;
とし、TEXFONTS の設定欄を空白にする。これで正しいフォントが利用できた。
解説ウェブページ
http://www.iw.media.yamanashi.ac.jp/~nabesima/tips/tex/pdf/
Windows 環境にてDVIOUT を使用して"ESC"キーを押すと、画面いっぱいに
文書が拡大される。
そのときにマウスで右クリックするとクリック部分が拡大されて表示される。
Latex でプレゼンテーション
三重大のサイトでLatex が実行できる環境がある。
Web でLatex
サーバに負荷をかけるのでテスト程度に使用しよう。
input | output | command |
TeX | dvi | $ platex TEX_FILE |
dvi | pdf | $ dvipdfmx DVI_FILE $ dvipdfm DVI_FILE |
platex では以下のように記載する。
\documentclass{article}
\begin{document}
TEST.
\end{document}
このarticle のままでも日本語表示は可能。しかし、jarticle の方が日本語
向けのフォーマットになっている。
jsarticle というドキュメントクラスの方が日本語に適しているらしいのだが
標準ではWinShell にインストールされていない。
こちらに
あったので
C:\usr\local\share\texmf\ptex\platex\base
に入れると使用できた。
.tfm ファイルは
C:\usr\local\share\texmf\fonts\tfm\dvips
へ。
.pl ファイルは
C:\usr\local\share\texmf\fonts\source\ptex
へ。(pl ファイルはPerl ファイルではない。)
マクロ参考ページ
Tex のマクロ
- 自分の作った成果物
-
低髄液圧症候群のサマリと考察
またまだ、改善の余地がたくさんある。
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参考文献
参考ウェブページ
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